電車で、会社で、街中で、よく言えばスパイスの効いたカレーのような、夏になると特に気になる、あのニオイ…そう、ワキガです。
私は嗅覚が人一倍敏感な方なので、冬でも気になるときがあります。
そんな私の会社で、隣の席に座っている同僚が、なんとワキガだというのです。
最初カミングアウトされたときは、目ではなく鼻を疑いました。
というか、カミングアウトしなくてもニオイでわかってしまうはずなのに。
私は同僚のブラックジョークだと思いました。
けれど同僚の真剣な表情を見て、フォローの言葉をかけました。
『え、でも全然ニオイしないよ?ワキガだと思い込んでるだけじゃない?』
『いや、ワキガだよ。ちゃんとケアしないと、自分でニオイを感じるときもある。』
今まで気づかなかった“無臭”の同僚の
ワキガ対策とは…
【ミョウバン】だというのです!
ミョウバンって、理科の実験で使うやつ??無知の私にはピンとこない名前です。
ミョウバンとは、身近なところでいうとナスの漬物を色よくするもの。
へ~そうなんだ。でもどういうこと?
実はミョウバンには消臭効果があり、それがワキガにも有効みたいです。
同僚は洗濯をする際に『すすぎ』になったタイミングでミョウバンを入れているとのこと。
そうすると、あのニオイがしないんだとか。
ミョウバンを入れ忘れてしまったときは、もう一度洗濯機を回すそうです。
さらに
プルーストクリームでケアすると完璧なんだとか。
『水面を優雅に浮かぶ白鳥も実は水面下では必死に足をもがいている』
同僚の知られざる努力に、この言葉を思い出しました。